神戸 太陽と緑の道・志久ノ道

神戸市の自然歩道「太陽と緑の道」を、箕谷から志久ノ道で淡河・天神橋に越え、石峯寺(シャクブジ)~中大沢(ナカオオゾウ)~光山寺~神戸フルーツ・フラワーパークと歩きました。
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そのうちの、志久ノ道(箕谷停留所~淡河・天神橋)です。コース図は、太陽と緑の道・コースNo.14と、神戸市北区ハイキングレクリエーションガイドのコースMAP・No.26とを併用しました。北区のコースMAPは、神戸市北区のホーム・ページからダウン・ロードできます。
なお、本記事の峠名は、杜山 悠氏の命名に従っています。

コース図で歩きましたので、道順は間違いやすい所以外は記載していません。
写真をクリックして頂くと、大きくなります。

平成24年12月3日 
神戸市バス・箕谷停留所から陸橋を渡って、国道428号線を北西進。小橋、青葉台口を過ぎて、信号のある十字路を右折して柏尾台に入り、住宅街の道を登って行きます。
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住宅街最上端にある、大塚山北公園の右(東)側が、志久ノ道入口です。
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志久ノ道は、山田町原野と淡河町中山を結ぶ古道で、名前の起こりは、「宿(シュク)越」又は「宿道」からではないか、と云われています。ただ、「宿」に、なぜ「志久」をあてたのかは判りませんが・・・^_^;;

少し行くと道標があります。本来のコースは、左から来る道ですが、あまり使われていません。
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コンクリートの急な道を登って行くと、廃田となった棚田があります。
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忘れ去られた稲わら・・・
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山に入って行きます。
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少し行くと、橋があります。
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対岸、橋の右側に石垣が見えます。
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「かきのき茶屋跡」ではないかと思いますが、確かではありません。^_^;

橋を渡ると、直ぐ、石ゴロゴロの登りになります。
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かっては、石畳の道でしたが、補修されなくなって、こんなになっちゃいました。
石畳の道も、少しは残っています。
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流れを左に渡ります。
小渓です。
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石ゴロゴロの登りが続きます。
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暫く登って行くと、肘曲がりです。以前は、水場があった様ですが、それらしき場所は見当たりません。
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肘曲がりの道標群です。^o^
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志久ノ道は右(東)で、又、石ゴロゴロの道を登って行きます。
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花折の分岐です。左に行きます。
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志久ノ峠です。
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国土地理院地形図では無名ですが、神戸市出身の、作家で郷土史家の杜山 悠氏が「市民のグラフ 神戸」1980年2月号中の一文「峠のあっちと、峠のこっち」で、「中峠の南が梨木峠・・・中略・・・梨木峠の南(山田より)が志久ノ峠である。」と書かれている、梨木峠の南(山田より)の志久ノ峠です。
又、神戸市北区ハイキングレクリエーションガイドにも、「・・・大杣池寄りの峠が志久峠とされているがそこは中ン峠で一番南にある峠が、宿(シュク)の嶺(トウゲ)すなわち志久峠ではないかと云われている。」と書かれています。
日本登山協会会員・元B.K.V代表の多田 繁次氏は、「北神戸の山やま」で、この峠を「梨木峠」とされていますが・・・

峠の最高点手前に、小さな石仏さまがあります。
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杜山 悠氏は、「峠のあっちと、峠のこっち」の中で「・・・峠の西側の道の上に、ふたたびさんと呼ばれる石仏がある。」と書かれていますが、この石仏さまが「ふたたびさん」なのかどうかは判りません。

「本志久峠」と書かれた小さな札が遠慮がちに・・・^o^
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峠を下って行きます。
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少し下ると、石ゴロゴロの道になります。
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暫く、石ゴロゴロの道を下って行って、細い流れを渉ります。
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鳴川の源流で、左(西)は源流の湿地帯。右(東)側を鳴川源流の小渓が下って行きます。
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緩やかな登りの、落葉の道を行きます。
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やがて、梨木峠にきました。
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峠には「牛つなぎ松」がありますが、枯れています。
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道標左側の、太い枯木が「牛つなぎ松」です。
枯れ枝に、名札が下がっていました。
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少し下って、又、登って行ります。
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程なく、「中ン峠」です。
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杜山 悠氏は、「峠のあっちと、峠のこっち」の中で「峠は三つならんでいて、一番北(淡河寄り)が中峠、土地の人は中ン峠と呼んでいる。摂津と播磨の国境で、国と国との中という意味であろう。」と書かれ、この峠は、中ン峠とされています。
国土地理院地形図と、多田 繁次氏の「北神戸の山やま」では、この峠を「志久峠」としています。

道標と説明板があります。
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気になるのは、説明板に書かれた「中ン峠」の文字の色が説明文の文字の色と違うのと、「峠」の文字が白文字の「峠」をなぞった形跡がありますが、「中ン」の文字にはなぞった形跡がない様に見えます。
前に書かれていた文字を消して書かれたのでは・・・
個人的には、この峠は「中ン峠」だと思いますのが、公的な峠名は「志久峠」です。
公的機関の道標やコース図は、この峠を「志久峠」と表示・記述されているので、もし説明板に「志久峠」と書かれていたのなら、そのままで良かったのではないかと思いました。
そして、中ン峠の表示は、別途、表示・説明板などを作成して、設置された方が・・・とも

峠を下って行きます。
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道標です。
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志久峠0.7kmと表示してあります。0.7kmの地点は「中ン峠」と書かれた説明板の所です。

シマッタ・・・石仏さまが道脇にあるはず、見るのを忘れた。マ・イイカッ・・・^o^;
更に、下って行きます。
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やがて、中山大杣池です。
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多田 繁次氏が、著書「北神戸の山やま」で「千三百有余年前に築造された、兵庫県最古の歴史にかがやく中山の大杣池・・・」と記されている池です。

給水休憩をして出発。直ぐ舗装道路に出ます。
10分程下ると、Wヘァー・ピン・・・
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日陰の霜は、11時を過ぎているのに、まだ消えていません。
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どんどん下って、溜池のある分岐に出ました。
前方に、中国自動車道が見えます。
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道端に、中山のお地蔵さまがいらっしゃいました。
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右に行き、次の分岐を左に下って行きます。
苔がビッシリついた柿の木です。
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竹藪の道を下って、集落に入りました。
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道標のある丁字路を、左に曲がります。
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コースNo.14の終着点、天神橋到着です。
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ウロチョロしすぎて、3時間近くかかってしまいました。
急がなくちゃ・・・^o^;
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つづく

コース・タイム
神戸市バス・箕谷停留所8:40☛柏尾台・志久ノ道入口9:05☛肘曲がり9:40☛志久ノ峠9:55☛中ン峠 ☛中山大杣池10:52=10:58☛天神橋11:32☛石峯寺12:27~12:55☛大門13:20☛(コース・アウト&新コース調査^o^;)☛坊主岩分岐14:45☛坊主岩往復☛坊主岩分岐15:00☛神姫バス・中大沢停留所15:10☛光山寺・天狗岩15:40=16:00☛神戸フルーツ・フラワーパーク16:30


志久ノ道(箕谷停留所~天神橋)てくてく距離  約8.9Km
全行程てくてく距離  約24.6Km

高低図で、天津彦根神社から天神橋までです。GPSデータをカシミール3Dで処理しました。
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