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<<   作成日時 : 2018/09/26 18:41   >>

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台風だ、秋雨前線だ・・・と云って、出そびれてるうちに、彼岸花、盛りを過ぎちゃいました。^_^:
彼岸花を撮りに・・・と云っても、山田の里の彼岸花、彼方にチョコット、此方にポツンで、大したことないんですが。

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平成30年9月26日記  
調べて見ると、彼岸花って、沢山の別名があるんですね。なんか、1,000もあるとか・・・

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形のいい、紅い綺麗な花なのに、知られている名のなかでは、あんまり、いい名はありませんね。
狐の松明・狐花などは良い方で、地獄花・死人花・幽霊花・墓花・毒花・手腐れ花・痺れ花などなど。
これは、花・茎・球根の毒性が強く、お墓や、田畑の周囲に植えて、ネズミなど害をなす小動物を、寄せ付けない様にした事や、毒性が強いことからきた名前の様ですね。

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良い方の名前や、珍しい名前には、曼珠沙華・天蓋花・葉みず花みず・雷花・石蒜(セキサン)・龍爪花(リュウソウカ)・剃刀花・捨子花などなど。

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又、彼岸花は、中国伝来の花の様で、人里やその周辺に生育していて、山地など人里離れた所には生育していませんね。

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彼岸花、歌にも詠まれていますが、彼岸花が最初に登場したのは、万葉集(760頃)・柿本人麻呂さんの歌だそうです。
             路邊 壹師花 灼然 人皆知 我戀孋
               [或本歌曰 灼然 人知尓家里 継而之念者]

     よみ
        道の辺の いちしの花の いちしろく
             人皆知りぬ、我(あ)が恋妻は
        [或る本の歌に曰く いちしろく 人知りにけり 継ぎてし思へば]

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壹師花は、彼岸花だそうですが、これについては諸説あるそうで、確定ではない様です。
なお、壹師花が万葉集に出で来るのは、この歌だけだそうです。



次に、彼岸花が歌に登場するのは、蕪村さん(1716〜1784)の句だそうです。
             曼珠沙華 蘭に類(タグ)いて 狐鳴く

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なので、壹師花が彼岸花だとすると、万葉集以降、約1,000年の間、彼岸花は歌に登場してない事になりますねぇ。



以降、色々な人に詠まれていますが、それは、横に置いといて・・・^O^::
てくてくの知ってる人の歌をいくつか。

漱石さん(1867〜1916)の句。
             曼珠沙華 あっけらかんと 道の端

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茂吉さん(1882〜1953)の三首。
             秋のかぜ 吹きてゐたれば 遠(ヲチ)かたの
                       薄のなかに 曼珠沙華赤し

             ふた本の 松立てりけり 下かげに
                 曼珠沙華赤し 秋かぜが吹き

             曼珠沙華 咲くべくなりて 石原へ
                 おり来む道の ほとりに咲きぬ

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白秋さん(1885〜1942)の詩
             「曼珠沙華」
             GONSHAN. GONSHAN. 何処へゆく
              赤い御墓の曼珠沙華 曼珠沙華
               けふも 手折りに来たわいな

             GONSHAN. GONSHAN. 何本か
              地には七本 血のやうに 血のやうに
               ちやうど あの児の年の数

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GONSHAN(ごんしゃん)は、柳川の方言で、「良家の令嬢」だそうです。
語源は諸説あるそうですが
・女性の敬称「ゴサマ」が、「ゴンシャン」となった。
・「天上の花」という意味を持つ彼岸花を、柳川ではゴンシャンと云うようになった事から、良家のお嬢さんを、
 彼岸花に譬えゴンシャンと云う様になった。
だとか・・・

白秋さんの詩に、こんな詩があるなんて、知りませんでした。
てくてくの知る白秋さんらしからぬ詩で、なんか、背筋がゾォ〜・・・


利玄さん(1886〜1925)
             舂(ウスズ)ける 彼岸秋陽に 狐ばな
                 赤々そまれり ここはどこのみち

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昔人間なんで、古い歌ばっかで・・・

あんまり評判のよくない彼岸花ですが、呼び名で2番目に多い「曼珠沙華」は、「法華経」に、釈尊が多くの菩薩のために大乗の経を説かれた時、天は蔓陀羅華・摩訶曼陀羅華・蔓殊沙華・摩訶蔓殊沙華の、四華を雨(フ)らせて供養した・・・とあるそうで、天界の花、天上四花の一つ。
梵語で赤い花を意味するんだそうです。

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おしまい

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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
ほんの少しかと思えば、
結構群生していて風情がありますね。
一輪ずつ観察すれば、なかなか姿の良いのがよくわかります。
さすがは、良い写真ですね。

やはり物悲しさを根底に詠まれている歌が多いですね。
良い勉強になりました。
好きなのがどなたのか、じっくり味わいたいと思います。
つばさ
2018/09/27 16:42
山田の里をゆっくり彼岸花の撮影なんていいですね。
稲穂がたわわに実って、彼岸花と共に秋ですねぇ。
もう稲刈りの終わったところもあるんですね。
草や稲穂や青空と、どの場面もシュッと伸びた彼岸花、凛としてるように見えるけれど、あっけらかんと言えばあっけらかんなのかなぁ?
群生でも、一輪一輪でもちゃんと存在感がありますね。
蝶は彼岸花の毒は平気なのでしょうか?
すずりん♪
2018/09/27 17:02
つばささん
いつも有難うございます。
ハイ、結構、広い範囲に点々と咲いてるんで、延べ6時間歩いての成果です。^O^:
群生してると、華やかで綺麗ですが、1-3輪となると、この時季、花びらが白くなっていたり、なくなっていたり、蕊が変色したりで・・・^O^
そろってると、いい姿ですね。

有難うございます。ヤッパ、モデルさんがいいと、良いのが撮れます。

そうですねぇ。秋となると、詠み人も感傷にひたるんですかねぇ。物哀しいのが多いですね。
アッ、白秋さんの詩、長いんで、以下、省略になってます。
歌、適当にアップしたんで、お気に召すのがあるかどうか・・・

虚子・牧水・汀女・山頭火・碧梧桐など諸氏の歌も沢山あるんで、良かったら「和歌と俳句-biglobe」で検索して、同名のサイトの秋の季語-9月−曼珠沙華で、歌、ご覧になってください。
                                てくてく
てくてく
2018/09/27 21:35
すずりん♪さん
いつも有難うございます。
ハイ、特段、珍しいものは無いし、風光明媚でもないんですが、殆ど人に会うことなく、貸切状態で彼岸花撮りながら、のんびりと歩けます。^O^

そうですね。彼岸花が咲き、稲穂が垂れて、もう、秋ぃ〜♪ですね。
アッ、山田の里、稲刈り早いんですよ。もう、半分近く稲刈り終わってますね。

そうですねぇ。茎がまっすぐ伸びて・・・、そういえば、我関せずって感じですね。
そんなのを、坊ちゃん、あっけらかんと表現されたんですかねぇ。

ハイ、流石、天上の花、ここに咲いてるよぉ〜って、主張してますね。^_^

チョウチョウさん、どうなんですかねぇ。ヒラヒラと彼岸花めぐりしてるんで、大丈夫なようですね。蜜には毒性がないのか、チョウチョウさんが毒性に強いのか?
                                  てくてく
てくてく
2018/09/27 21:55
あのぉぉぉぉぉ…
ここの画像って…
全部、「山田の里」のんでしょうか???

やったら、スゴイじゃないですか!

ウエブから引っ張ってきました?(^^ゞ

昨年、明日香を回ってきて彼岸花を撮りましたが、ここの画像の方が綺麗かも…
てくてくさんの記事を見る度に、山田の里の常連になってみたいと思うyoppyです。(^^ゞ

ヒガンバナの別名って、千もあるんですか!
「地獄花・死人花・幽霊花」ってのは知ってますが、後は知りません。
毒花は解るけど、手腐れ花って何か可哀想や。(^^ゞ
良い方では…
「曼珠沙華」!(^^)
これは、百恵ちゃんの歌で、ボクの十八番なんです。(^^ゞ
「葉みず花みず」…
エェッ???…
「剃刀花」は、キツネノカミソリがあるので、なんとなく理解できますね。(^^)
因みに、ボクの彼岸花撮影は…
何処にも行けず、家のベランダの鉢植えの数輪だけだした。
yoppy702
2018/09/29 01:49
yoppyさん
いつも有難うございます。
ハイ、山田の里での撮影です。イエイエ、ルール違反は致しておりません。^_^

アッ、明日香の彼岸花、良いですねぇ。
山田の里の彼岸花は、彼方にチョコット、此方にチョコット咲いてるのを、寄せ集めてきただけでして・・・結構、歩きました。

まあ、住めば都でして・・・。
てくてくのブログ、山田の里の常連さんで、充分ですよ。

ホント、強烈な名前、多いですね。大体、農村に咲く花なんで・・・
江戸から明治の初めまでの、百姓の貧しい環境が生んだ名前の様な気がしてます。
てくてくの偏見と独断的見方ですが・・・

エッ、yoppyさん、百恵ちゃんのフアンなんですか。確か、阿木燿子・宇崎竜童の難しい歌のように記憶してますが・・・^_^

「葉みず花みず」ですね。変わった名前ですねぇ。
「花 が咲いている時には葉はなく、葉がある時には花がない花」だそうですよ。^O^

雨や曇、多い多かったですからね。来季に期待ですね。
                                 てくてく
てくてく
2018/09/29 14:05
こんばんは〜
まさしく今、ヒガンバナ満開ですね〜
てくてくさんの手に掛かれば、とてもきれいです〜

岡山でもあっちもこっちも赤、赤で、見ててきれいでした。
ついつい写真撮ってしまうんですよね〜
そうそう、赤い花道が綺麗で、私も撮りたかったが雨が降り出して。。

しかし彼岸花の呼び方そんなに沢山あったとは。。

子供の頃ヒガンバナきれいでちぎって帰ろうとしたら、雨が降るのでちぎってはいけない!と聞かされて信じてたんやけど、大人になって嘘に気づいたのよ!
最近かい?、、なんでやね〜ん
今思えば、多分稲刈りの時期で、雨に降られない様にの思いかな〜?

ヒガンバナと田んぼ稲穂絵になるね〜
miyo
2018/09/29 23:15
miyoさん
いつも有難うございます。
ハイ、満開ですが、もうすぐ、終わりですねぇ。モデルさんがいいので綺麗に撮れます。^O^

岡山の方は、こちらよりも沢山咲いてると思います。昔々、そうでしたから。

ウ〜ン、雨降りだしたので、撮るのやめましたか。濡れてると一段と風情があるんですがねぇ。傘さして、撮ればよかったねぇ。^_^

ホンマ、色々、あるねぇ。雨が降るとか、家に入れると火事になるとか、手が腐るとか・・・。花や茎にも毒があるので、なんでも口に持って行く子供が、採って口にしない様に、云われたのではないのかなぁ〜。特に、クイシンボーの誰かさんには

黄色の稲穂をバックにすると、彼岸花、目立つねぇ〜^O^
                                  てくてく
てくてく
2018/09/30 14:26

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